「経営12カ条-経営者として貫くべきこと-」を読みました

こんにちは。Mです。

最近読んだ稲盛和夫さん著書の「経営12カ条-経営者として貫くべきこと-」を紹介したいと思います。

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経営12カ条 経営者として貫くべきこと [ 稲盛 和夫 ]
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著者

著者は稲森和夫さん。

1959年に京都セラミック会社を設立後、1984年には第二電電(現KDDI)も設立。

その後2010年には日本航空会長に就任し、経営再建を果たすなど数々の功績があります。

この本の他にも、

「稲森和夫の実学」「アメーバ経営」「高収益企業のつくり方」等多数の書籍を出版されています。

あらすじ

「これさえ守れば、会社や事業は必ずうまくいく。」

実践のなかで生み出された要諦、”稲盛経営術”の神髄を語る

という、あらすじだけだとどんな本か想像しづらいと思うので、まえがきから一部抜粋します。

京セラのみならず、KDDIや日本航空などの大企業から、旧盛和塾生企業のような

中小企業に至るまで、あらゆる業種、業態における数々の実践のなかで有効性が証明

されてきた、実証隅の要諦である「経営12カ条」。ぜひとも、その素晴らしい力を信じて、

よく理解し、実践していただきたいと思います。

「経営12カ条」まえがきより

感想

僕自身、経営に関する知識が無かったので「理解できるかな?」と不安だったんですが

いざ読んでみると、とても面白い…!!

これ、経営者だけではなく、誰が読んでも通じる事があると思います。

僕がこの本の中で感銘を受けた言葉が2つあったので、それを紹介したいと思います。

①「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」

この言葉って調べた感じ、稲森和夫さんが作った言葉みたいですね。まずは言葉の意味から。

  • 小善:ちょっとした善行。すこしばかりの善事。
  • 大悪:大きな悪事。また、大悪人。
  • 大善:この上もない善行。すぐれた善根功徳。

本書で紹介された例ですと、

発展途上国など貧困にあえぐ国において、現地の人へ「食糧」を与えがちだが、これは「小善」である

<理由>働かなくても食べていける習慣がついてしまったら、ますますダメになってしまうから。  結果、小善は大きな罪を作っているのと同じ事になります。

逆に、ここでの「大善」行為は、「自力で生活していくための職業訓練の機会や農業技術」と言われています。

一見大善の方って、非情と見られるかもしれませんが、長い目で見ると現地の方たちにとって良い事となる。という考えですね。

これを読んだとき、確かにな。と思いました。

これって、いろんな場面でも活きる考え方だと思うんですよね。

②「利他の心」

「利他」とは、愛。自ら犠牲を払ってでも相手を愛する事、他を利する事。

利他とは思いやりの心であり、思いやりとは他人の喜びが自分の喜びと感じられる事である。

経営の原型は、「何が何でもこうありたい」「どんなことがあっても絶対に負けない」という願望(利己)が必須の心なんですが、

こればっかりが強くなりすぎると一時的には成功してもいずれ破綻してしまうそうなんです。

ここで大事なことは、この利己の心に負けないくらい「利他の心」を大きくしていく事が重要だと言われています。

利他の心を目覚めさせるには、学ぶしかないそうなので、僕しっかり勉強していきたいと思います。

これ以外にも経営の神髄を学べる本となっていますので、経営に興味ある、経営されている方は是非読むことをお勧めしたいと思います!!!

それでは今日はこの辺で。

またね!

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