こんばんは!Mです。
今回は、D・カーネギー著「人を動かす」を読みました!
この本がどういった本か、実際に読んで心に残った言葉など書いていこうと思います。
作者
作者はD(デール)・カーネギーという方で、
農家出身で大学卒業後、教師、セールスマン、食肉会社員、行商人、俳優など様々な職を経て、結果自分には大学時代に学んでた弁論術が向いてる!と気づき成人教育に自己の適性を見出していかれた人となっています。
本作について
本作が出来た経緯としては、カーネギーが講演会をする際により講習会の内容が理解できるように、自身でパンフレットを作成するんです。
その後、実際に講習会を受けた方の体験談や、各分野で成功を納めた有名な方をカーネギー自身がインタビューした内容をパンフレットに追記していくと、1冊の本になったそうです。
この出来た本こそが、「人を動かす」となっています。
ちなみに制作期間は15年だそうです。
(超大作となってます!!!)
それとこの本は、他の自己啓発本とは違い、
「この人はこういった行動を起こしてこうなった」と言った感じで、上記で書いた体験談、有名な方のエピソードが短編小説みたいに連続で書かれているので、楽しく読むことができます(^^)
心に残った言葉
ここからは、実際にこの本を読んで心に残った言葉を書いていきたいと思います。
・この道は一度しか通らない道。
だから、役に立つこと、人のためになることは今すぐやろう。
・先へ延ばしたり忘れたりしないように。この道は二度と通らない道だから。
・まず、相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は、万人の支持を得ることに成功し、やらない人は、一人の支持者を得ることにも失敗する。
・名前が覚えられない→重要な仕事が覚えられない→仕事の基礎が出来ていない事。
・良い習慣は、わずかな犠牲を積み重ねることによってつくられる。
・どんな褒め言葉に惑わされない人間でも、自分の話に心を奪われた聞き手には惑わされる。
・人と話をする時は、その人自身のことを話題にせよ。そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる。
・議論に勝つ方法は1つだけ。
ー議論を避ける事。
議論は、ほとんど例外なく、双方に自説をますます正しいと確信させて終わるもの。
たとえ議論に勝ったとしても、相手は劣等感を持ち、自尊心を傷つけられ、憤慨するから。
「議論に負けても、その人の意見は変わらない」
・誤解は、議論をもってしては永久に解けない。気転、外交性、慰め、いたわり、そして、
相手の立場で同情的に考える思いやりを持ってして、はじめて解ける。
・”意見の不一致を歓迎せよ”
「二人の人間がいて、いつも意見が一致するなら、そのうちの一人はいなくてもいい人間だ」
→思い及ばなかった点を指摘してくれる人がいたら感謝しなければならない。この指摘は、重大な失敗をあらかじめ防ぐきっかけを作ってくれているのだ。
・”相手が反対するのは関心があるからで、大いに感謝すべきだ”
ーわざわざ時間をかけて反対意見を述べてくれるのは、あなたと同じ事柄に関心を持っている証拠だ。相手はあなたの手助けをしたいと願っているのだと考えよ。そうすれば、論敵は味方になる。
・自分に誤りがあるとすれば、相手の言うことを先に自分で言ってしまう。そうすれば、相手には何も言う事がなくなり、十中八九まで、相手は寛大になり、こちらの誤りを許す態度に出るだろう。
・リンカーンの名言
“バケツいっぱいの苦汁よりも一滴のハチミツの方が多くのハエがとれる”
人間についても同じ事が言える。
もし相手を自分の意見に賛成させたければ、まず諸君が彼の味方だと分からせる事だ。
これこそ、人の心をとらえる一滴のハチミツであり、相手の理性に訴える最善の方法である。
・「敵を作りたければ、友に勝つがいい。味方を作りたければ、友に勝たせるがいい。」
→人間は誰でも、友より優れている場合には重要感を持ち、その逆の場合には、劣等感を持って羨望や嫉妬を起こすからである。
・「仕事には競争心が大切である。悪どい金儲けの競争ではなく、他人よりも優れたいという競争心を利用すべきである。」
優位を占めたいという欲求、対抗意識、負けじ魂、男の気迫に訴える。
・褒め言葉は、人間に降り注ぐ日光のようなもの。それなしには、花開くことも成長することも出来ない。我々は、事あるごとに批判の冷たい風を人に吹きつけるが、褒め言葉という温かい日光を人に注ごうとはなかなかしない。
・シェイクスピアの言葉
「徳はなくても、徳あるごとくふるまえ」
相手に美点を発揮させたければ、彼がその美点を備えていることにして、公然とそのように扱ってやるがよい。良い評判を立ててやると、その人間はあなたの期待を裏切らないように努めるだろう。
・「犬を殺すには狂犬呼ばわりすればよい」
一度悪評がたったら浮かばれない。という意味
・ナポレオンの言葉
「人間は玩具に支配される」
玩具→肩書きや権威を与える方法。
与えられた人間の仕事ぶりや生活態度が変わる。
・人を変える必要が生じた場合に考える事。
1.誠実であれ。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えよ。
2.相手に期待する協力は何か、明確に把握せよ。
3.相手の身になれ。相手の真の望みは何か?
4.あなたに協力すれば相手にどんな利益があるか?
5.望みどおりの利益を相手に与えよ。
6.人に物を頼む場合、その頼みが相手の利益にもなると気付くように話せ。
以上となります!
もう、僕からしたら金言のオンパレードで、
この本一冊読むのにだいぶ時間かかりましたよ(´∀`)
今書いた言葉以外にもたっくさんいい言葉やエピソードが書かれているので、ぜひ呼んでもらいたいです。
ちなみにこの本、世界で1500万部売れてるんですって。
凄すぎません??
それでは今日はこの辺で。
またね!
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